海辺の公園

赤い公園のファンブログです。

5thアルバム『THE PARK』(DISC 2) 補遺

「Beautiful」 作詞:津野米咲


B BBB BB B BBB BB
B BBB BB B BBB BB
まぶしすぎるぜ その笑顔に クレオパトラもついてくる
白馬に乗った王子様も 三歩後ろをついてくる
come on baron wowow 百も二百もついてくる 
hello hello ほんとかどうかは It's up to you
beautiful beautiful beautiful あなたは
beautiful beautiful 生まれた時より
beautiful beautiful beautiful 認めてみてもいいじゃない
beautiful beautiful beautiful あなたは
beautiful beautiful 吹き出すほどに
beautiful beautiful beautiful beautiful
beautiful beautiful beautiful beautiful

B BBB BB B BBB BB
B BBB BB B BBB BB
疲れ果てるぜ その笑顔を アンチテーゼが追ってくる
白馬に乗った王子様も みなにのまれて追ってくる
hello someone wowow 千も二千も追ってくる
come on come on 撒くか抱くかは It's up to you
従うべきは心だけさ
beautiful beautiful beautiful あなたは
beautiful beautiful 生まれた時より
beautiful beautiful beautiful 認めさせなくていいじゃない
beautiful beautiful beautiful あなたは
beautiful beautiful 正しくなくても
beautiful beautiful beautiful beautiful
beautiful beautiful beautiful wonderful
B BBB BB B BBB BB
B BBB BB B BBB BB
B BBB BB B BBB BB
B BBB BB B BBB beautiful!


「補遺」とは。

めちゃくちゃに楽しい歌詞で、圧倒的な肯定感が伝わってくる。


「未来」 作詞:津野米咲


繋いだまんまの手のひら 流れ込んだ記憶のかけら
遠い昔に僕らは 隣に咲いた花だったね
wow 未来 未来 自体 宙に舞う ネオン シアン レオン
はじまり みたい 未来 未来 yeah 帰ろう

並んで見上げた夜空に ささやかな光の化石
素粒子だった僕らが 作り出した星なんだよ
wow 未来 未来 自体 宙に舞う ネオン シアン レオン
はじまり みたい 未来 未来 yeah 帰ろう

おお 世界 世界 手配 愛を乞う えぼん しおん かのん
何度でも 世界 世界 手配 きみの気配を感じたい
もう一度 未来 未来 自体 宙に舞う ネオン シアン レオン
はじまり みたい 未来 未来 yeah 帰ろう


壮大なタイムスケールを描いた歌。一番の歌詞は「ソナチネ」の「昔一つだった石のかけら」と通じるところがあって、運命という言葉を使わずに運命を示しているのだと思うのだけど、二番はもっとすごくて「素粒子だった僕らが作り出した星」と言っている。素粒子の命が尽きることはないから実際には転生することはないはずだと思うが、ずっと昔に宇宙で輝いていた星がその生涯をかけて内部で生成してきた炭素や酸素などの原子が遠い未来に地球にたどり着いて生命の形をなすことは……さすがにないか。まして自身の燃えていたときの光を見るのは不可能だろうな。さておき、遠く宇宙の彼方から遥かな時間を越えて届く光を「光の化石」と表現するセンスは好き。
歌詞の聞き取りはかなり怪しいところがあって、「ネオン シアン レオン」は確かにこう言っているように聞こえるけど意味はまったくわからないし、「えぼん しおん かのん」に至ってはもはや日本語かどうかもよくわからぬ。こうではないかというご意見があったらご教示ください。



「石」 作詞:津野米咲


思い返すまでもない いつもかたわらにいるから
マッシュルームヘアのスター 似合いますとおだてられた原宿のサロン
引き返すことはしない 今も夢にあふれているから
マイスタイルなんてまだ見つからない 見上げた二重のネオン

転がり続けようぜ やらかい石のまんま
わかちあえた夜と 早起きした一人きりの朝
 
everything gonna be alright
everything gonna be alright
everything gonna be alright
all you need is love

行き先はわからない だけど二本足で歩いてる
アタッシュケース引きずって 切符を噛んでここへたどり着いた
勝算なんてない 今も夢にあふれているだけ
マッシュルームヘアのスター この心に住み着いた一等星

転がり続けようぜ やらかい石のまんま
泣き出しそうな空を包み込む 永遠のメロディ

everything gonna be alright
everything gonna be alright
everything gonna be alright
all you need is love

everything gonna be alright
everything gonna be alright
everything gonna be alright
all you need is love
all you need is love


タイトルからしてまあ、そうなのだけど、石野さんのことを書いた歌詞であるらしい(da-su-さんのツイートを参照)。よくぞ赤い公園へたどり着いてくれた、という津野さんの思いがこもっている。「転がり続けようぜ やらかい石のまんま」のところが好き。



「おそろい」 作詞:藤本ひかり


君の悲しみ 全部ちょうだい 
紙飛行機にして 飛ばすよ
君の怒りも 全部ちょうだい
先のとがった 心を削るよ

ふたつとしてない ふたつとしてない
ふたつとしてないや
ふたつとしてない ふたつとしてない
君と僕にないや

グッドバイグッドラックを繰り返して出会えたね
バッドエンドのエンドロールでも今はどうでもいいよ
ちぐはぐな 君と僕だけのwow
見つけようね ふたりのおそろい

グッドバイグッドラックを繰り返して出会えたね
バッドエンドのエンドロールでも今はどうでもいいよ
ちぐはぐな 君と僕だけのwow
見つけようね ふたりの ふたりで

グッドバイグッドラックを繰り返して出会えたね
バッドエンドのエンドロールでも今はどうでもいいよ
ちぐはぐな 君と僕だけのwow
見つけようね ふたりのおそろい
見つけようね ふたりのおそろい


藤本さんの歌詞。ものすごくとがったセンスを感じるとかではないのだけど、ところどころの言葉選びや文のセンスが面白い。「グッドバイグッドラックを」のところは「chiffon girl」冒頭の「ハローグッド&バッドバイ」とちょっと通じるところがあって、偶然だとしても、どちらかがもう一方に影響を及ぼしてたとしても面白いなと思う。タイトルの「おそろい」もなんとも優しさのあるいい言葉だと思う。


「輝き」 作詞:津野米咲


大丈夫 そう言い切れたら元気になるかな
同じような二人でも どこか違う
大丈夫 そう言い切れないわけはわかってる
違うような傷も 同じように痛いから

朝が来なくても 涙が枯れても
輝きは今でも わたしには見える
変わってしまっても 忘れてしまっても
輝きは今でも わたしには見える

ありったけの優しさを もらってくれませんか
これっぽっちしか ないけど

朝が来なくても 涙が枯れても
輝きは今でも わたしには見える
腐ってしまっても 戻れなくても
輝きはいつでも 生まれたてのように
わたしには見える